検査法の紹介

各検査法の比較

検査法McMaster法Mini-FLOATC法遠心浮遊法
検査写真
McMaster法
Mini-FLOTAC法
Mini-FLOTAC法
特徴標準的な定量法新しい定量法

McMaster法より多くの糞便を検査可能
定性法

定量はできないが少数の虫卵も検出可能
結果の記載方法虫卵数を数値化
(EPG*算出)
虫卵数を数値化
(EPG*算出)
検出の有無のみ
主な用途選択的駆虫の実施駆虫薬効果の確認
寄生虫病の検査
選択的駆虫の実施
条虫対策の実施
感染寄生虫の確認

*EPG:糞便1gあたりの寄生虫卵数

検査法の選び方

ご不明な点は、お問い合わせください。

駆虫薬の有効性を確かめたいとき

Mini-FLOTAC法
遠心浮遊法

駆虫前と駆虫14日後に糞便検査を実施し、評価します。
条虫を主な検査対象とする場合は、遠心浮遊法を推奨します。

寄生虫症を疑っているとき

Mini-FLOTAC法

Mini-FLOTAC法は、McMaster法よりも正確に虫卵数を数値化でき、駆虫後にも再検査を行うことで、駆虫効果の確認や再駆虫の判断が可能です。

選択的駆虫を実施したいとき

McMaster法
Mini-FLOTAC法

選択的駆虫(Selective worming)とは、基本となる全頭駆虫を実施したうえで、糞便中の虫卵数が多く、放牧地の汚染源となる個体を選び、追加で駆虫を行う方法です。糞便検査によって投与個体を選定します。

条虫の対策を実施したいとき

遠心浮遊法

一部の条虫(葉状条虫など)は産卵が不規則なため、通常の糞便検査では検出が難しい場合があります。そのため、少数の虫卵も検出可能な遠心浮遊法による検査を推奨します。駆虫前後で検査を行うことで、駆虫後に寄生が持続していないかを確認することも可能です。

寄生虫の感染が少ない、またはないと考えられるとき

遠心浮遊法

少数の虫卵も検出可能な遠心浮遊法を用いて確認することを推奨します。